芸術は爆発だ!アドラー心理学と岡本太郎①
岡本太郎大好きです。
岡本 太郎(おかもと たろう、1911年(明治44年)2月26日 - 1996年(平成8年)1月7日)は、日本の芸術家。血液型はO型。 1930年(昭和5年)から1940年(昭和15年)までフランスで過ごす。抽象美術運動やシュルレアリスム運動とも交流(ただし合流はしていない)した。第二次世界大戦後、日本で積極的に絵画・立体作品を制作するかたわら、縄文土器論や沖縄文化論を発表するなど文筆活動も行い、雑誌やテレビなどのメディアにも1950年代から積極的に出演した。(Wikipediaより)
今回は、岡本太郎の言葉とアドラー心理学の類似点を通じて、強く生きるヒントを探っていこうと思います。
自分を実際そうである以上に見たがったり、また見せようとしたり、あるいは逆に、実力以下に感じて卑屈になってみたり、また自己防衛本能から安全なカラの中にはいって身をまもるために、わざと自分を低く見せようとすること、そこから堕落していくんだよ。
強がりはコンプレックスの裏返し。
「強く見せる」努力はやめて、
「強くなる」努力をすることだ。
テレビなどで成功している人を見ると、「同年代でこんなに成功しているとは。それに比べて自分は…」と思ったり、身近にいる出世していく人がいるとやっかんでみたりとアドラー心理学を勉強していても、私は理想にほど遠い状態です。
特に、コンプレックスを抱いている人に少し偉そうにものを言われると「うっ」と言葉に詰まることがあります。
どんなに理論武装をしても、心は正直です。すぐに反応してしまいます。
アドラーは、劣等感を言い訳にして、人生の課題から逃げていると説きます。
すべて、ただ弱い自分を認めたくない、傷つきたくないからという「言い訳」なのですね。
岡本太郎はふつうの常識人だったと、本人に会ったことがある美輪明宏がNHKの番組で話していました。
両腕を広げて「芸術は爆発だ!」と言っているイメージ、なにも怖くないようにみえた岡本太郎もふつうの人間。
自分の良いところも悪いところもすべて受け入れた状態で、過去を無視して、未来を無視して、現在の瞬間瞬間に爆発して生きたからこそ、いまもその生き方が輝いてみえるのですね。