最終的には自分の仕事を壊してしまえ!Googleから学ぶ働き方について
なにげにテレビを見ていたら「うちの夫は仕事ができない」というタイトルのドラマがあるとのこと。
「えっ、俺のことじゃん」
悲しくなるので生々しい煽りはやめてください。泣いてしまいそうです。
世界一早く結果を出す人は、なぜメールを使わないのか ピョートル・フェリークス・グジバチ
仕事はできないのに仕事のやり方に関しての本は大好きです。
この4月から16年社会に出てきて初めて自分で仕事を組み立てなければならないことになり、勉強しようと思い購入しました。
まとめると
①無駄なコミュニケーションはやめて、持ち帰って検討することはやめよう。
②メールで仕事をするのをやめて、リアルタイムで働こう。
③論理や分析よりもひらめきが重要。
④自分の仕事を壊して、新しい仕事を生み出すことが重要。
①②前々から携帯電話の着信は相手の時間を奪うなあと思っていましたが、電話を多用する仕事に就くとさらに実感するようになりました。それでメールを使うようになるのですが、タイムラグがあったり、意図したことが伝わらなかったりともやもやすることも多々あります。伝わらなかったら「無駄」になります。チャットはあまり現実的ではありませんが、会って話すことはとても有効だと仕事をやっていて思います。
ただ、会って話すには移動時間がもったいないというのはあります。(現状、移動⇒会話⇒移動で2時間ぐらいは飛ぶので)
③論理や分析、大好きですよ。本の中でプレゼン形式を否定していますが、プレゼンの成功がイコール優秀な職員だと思っていました。確かに現代の変化する社会には追い付かない考えかもしれません。
④これが難しい。現在の地位や立場を守りたいです。安定したい。
しかし、人口知能の発達により半分の仕事が無くなってしまうとの話なので、変化に対応できるように生きていかなければなりません。
僕が言いたいのは、自分が今当たり前だと思っている世界は、全然当たり前ではないということです。家族が離れ離れになってしまうかもしれないし、会社がずぅと安泰とは限らないし、国や地域社会が崩壊してしまうことだってあるのです。
(中略)
変化することにはリスクが伴います。でも、変わらないこともリスクなのです。今の環境が永遠に続くというのは幻想でしかありません。
だからこそ、みなさん自身が変わる準備をしておく必要があるのです。(P253)
「安定」や「成長」、「仕事ができる自分」をイメージしてこの本を買いましたが、結論は
「いつまでもこの生活は続かないよ。自分の仕事をなくすように仕事をしなさい」
激動の時代を生きた筆者の言葉が重いです。