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本で人は幸せになれるか

本を読むことで人は幸せになれるのか。本の中から人生をどのように生きていくかを学びます。

人間関係改善のバイブル「人を動かす」② 行動分析学の観点

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 他人のあら探しは、なんの役にも立たない。相手は、すぐさま防御体制をしいて、なんとか自分を正当化しようとするだろう。それに、自尊心を傷つけられた相手は、結局、反抗心を起こすことになり、まことに危険である。

世界的に有名な心理学者B・Fスキナーは、動物の訓練では、良いことをしたときに褒美をやった場合と、まちがったときに罰をあたえた場合とをくらべると、前の場合の方がはるかによく物ごとを覚え、訓練の効果があることを実証した。また、その後の研究から、同じことが人間にも当てはまることが明らかにされている。批判するだけでは永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買うのがおちである。(「人を動かす」P14~15)

 私の小さいころに読んだ「犬の育て方」の本には、犬が悪いことをしたら新聞紙を丸めたもので鼻を叩くようにと書いてありました。今の犬の育て方の本を読んだことがないのでわからないのですが、今はこのような方法を使わないでしょう。犬はリーダーに従うという習性を利用した餌を使った順位付け等を使っているものと思います。

 

行動の強化、弱化というとどうしても「罰」のイメージが強いのは昔から変わらないように思います。子どもに注意をする時もどうしても「○○しないなら○○無しだよ」等ごほうびを無しにすることをちらつかせた方が即効性があるのは体験的に学んでいます。

 

行動分析学の創始者である、B・Fスキナーは「罰」に否定的な考えでした。嫌子(我々が接触を最小にしたいと望むもの)で行動を制御せず、好子出現の強化に満ちた理想郷を考えていました。

 

褒める等のいわゆる「ごほうび」だけで人は動きません。結局スキナーの理想は叶うことはありませんでした。現実世界の職場等でもなかなか難しいことはわかりますよね。物事に締め切りを設定することも嫌子だというのですから。社会は回らない状態になること請け合いです。

 

しかし、私は「笑顔」や「誉め言葉」などのご褒美で人を動かしていきたいと考えています。人には必ず良いところと悪いところがあります。悪いところを改善することばかりに目がいってしまいますが、良いところに着目し、雰囲気づくりから攻めていきたい。

 

今は出来ていませんし、上手くいく保証はありませんが、一歩づつ進みたいです。

 

 

 

 

だれか私にごほうびをください。