拝啓 こけつまろびつ様

あたりまえのことをもっともらしく

アドラー心理学と勇気づけ

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昨日、長男と買い物に行った際、駐車場から店内に入る横断歩道で中高年の男性が 誘導を行っていたのですが、私たちの先を歩いていた方が誘導が間に合わず、渡ってしまうことがありました。それを見た中高年の男性が

 

「なんだ、ふざけんじゃねぇぞ!!」等のことを叫び、その後もブツブツと言っていました。

 

アドラー心理学ではその方のことを「勇気が足りない人」と言うでしょうか。

 

勇気が足りないとはどのようなことでしょうか。

 

勇気がない人(自己受容していない人)

□自分が自分の味方となりにくい

□自分自身が無力だと感じている

□リスクを冒すことに消極的

□自立心に欠け依存的

□自分の欠点や弱さを人のせいにする

□自分の感情をコントロールできない

□失敗や挫折を致命的と考える

□将来について悲観的

□自分と他者の違いを恐れる

□他者との関係が競争的、あるいは回避的

(岩井俊憲 勇気づけの心理学より)

 

自分も「環境のせいにして」不愉快になるタイプの人間です。上記のチェックリストに当てはまることがあり、少し悲しい気分になります。

 

近所のスーパーで籠やカートを片づけたりしている中高年の方はいつも笑顔で、気さくに話しかけてくれたりと、働いていることが楽しそうでいつも元気をもらいます。

 

その方を見ると、自分自身は仕事に対して真摯に向き合っているのかと厳しく問われている気分になります。

 

面と向かって話したりしていない関係でも、人生に影響を与え合っているということを再確認しました。自分も周りに良い影響が与えられる人物になりたいと心から思います。