拝啓 こけつまろびつ様

あたりまえのことをもっともらしく

アドラー心理学と紅の豚

 

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岸見一郎「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んでから

 

日常にあるアドラーの思想に気が付くことがあります。

 

紅の豚』(くれないのぶた)は、スタジオジブリ制作の日本の長編アニメーション作品。アニメーション映画として1992年7月18日から東宝系で公開された。
監督は宮崎駿。前作の『魔女の宅急便』に続いて劇場用アニメ映画の興行成績日本記録を更新した。

 

世界大恐慌時のイタリア、アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ空賊(空中海賊)と、それを相手に賞金稼ぎで生きるブタの姿をした退役軍人操縦士の物語。(Wikipediaより)

 

宮崎駿の映画「紅の豚」大好きで何度もみるのですが、

 

ヒロインのジーナが、

 

「昼間にその人(ボルコ)が訪ねて来たら、今度こそ愛そうって賭けをしてるの」

 

というセリフがあります。(うろ覚え)

 

 

「愛する」ことを決めるってどういうこと?

 

 

アドラーは「運命の人」はいないと言っています。

 

愛とは「決断」であると。

 

ジーナは「好きになった」ではなく、自らの運命を切り開く「決断」を下した。

 

だから、カッコいい。心に響くのです。

 

 

ジーナは賭けに勝ち、ポルコを愛することを決断します。

 

 

深い哲学に裏打ちされているので、「紅の豚」は何度見ても

面白いのですね。